キューバは他の国と比べてもかなり特殊なお金事情があります。
「クレジットカードは使える?」
「USDとユーロどっちを持っていくべき?」
「Googleのレートと実際のレートが違うのはなぜ?」
「現金はいくら必要?」
など、不安に感じる人も多いと思います。
実際、キューバでは現金社会かつ独特な為替事情があり、事前知識がかなり重要です。
この記事では、実際にキューバを旅行した経験をもとに、
- キューバの通貨事情
- 闇レートと公式レートの違い
- 安全な両替方法
- クレジットカード事情
- 小額紙幣の重要性
などを分かりやすく解説します。
キューバ旅行には現金必須
キューバはかなりの現金社会です。
観光客向けの一部ホテルやレストランを除き、基本的には現金払いになります。
クレジットカードが使える場所はかなり限られており、
使えたとしても通信エラーになることもあります。
また、ATMも少なく、あっても現金切れで使えないなんてこともあります。
そのため、キューバ旅行では十分な現金を持参するのが必要です。
キューバの通貨事情
キューバでは「キューバペソ(CUP)」が流通しています。
ただし、観光地ではUSDやユーロでも支払いできる場面があります。
一方で注意したいのが、USDとユーロがほぼ同じ価値で扱われることです。
例えば、
- 1USD
- 1EUR
を同じ価値で請求されます。
つまり、10USD(約1,600円)の会計をEURで払おうとすると、10EUR(約1,850円)請求されます。
現在の為替を考えると、USDの方が安いため、USDを持参する方がおすすめです。

この6種類に加えて50CUP、5CUP札がありました。コインはないため、かなりの量の札束を携帯することになります。
キューバには公式レートと闇レートが存在する
キューバには大きく分けて、
- 公式レート
- 闇レート(実勢レート)
の2種類があります。
公式レートで両替すると損をするため、多くの旅行者は実勢レートで両替しています。
僕たちが渡航した時期(2026年4月末)は、
- 公式レート:1USD=488CUP
- 闇レート:1USD=520〜540CUP程度(交渉次第)
でした。
同じ100USD(約16,000円)でも、どこで両替するかによって受け取れる金額が大きく変わります。
Googleで検索するともっと低いレートが表示されますが、これは国際的な公式為替レートです。
実際に旅行者が現地で両替する際は、下記のサイトから見れる銀行公式レートを確認した上で、このレートより良い両替をしてくれる人を探すのがおすすめです。
https://www.bc.gob.cu
ちなみに、僕たちが渡航した時期は空港の換金所も銀行のレートと同じぐらいだったので、以前のように公式レートで換金すると大損するという事態は避けられそうでした。

両替レート次第で現地通貨で支払うときの値段が変わります。
例えば、このレストランのラザニアコンボは2,500CUPですが、1USD=488CUPで両替すると約5.12USD、1USD=530CUPで両替すると約4.7USDになります。
小さな違いですが、毎回の支払いで同じことが起こるので、トータルすると割と損をします。
キューバでのおすすめ両替方法
カサのホストに頼む
一番おすすめなのが、宿泊先のカサ(Casa Particular)のホストに相談する方法です。
キューバではホストが両替を手伝ってくれることが多く、比較的安全です。
また、現在の相場も教えてもらえることがあります。
実際、僕たちもホスト経由で両替しました。
ただ、そこまですごく良いレートではなく、1USD=527CUPでの両替でした。
良い点としては、カサの中でゆっくりとお金を数えることができる点です。
キューバの紙幣は一番大きい紙幣で1,000CUPなので、100USDの両替でも、
約500,000CUPとなり最低でも50枚の札を数えることになります。
さらに、500CUP札なども混ざると数える枚数が果てしないので、
まとまった金額を換金する場合は、きちんと紙幣を数えられる落ち着いた場所で換金すべきだと思います。

300USDを両替して、1ドル=527CUPだったため、158,100CUPになりました。4分の3は1,000CUP札だったものの、残りの4分の1は500CUP札だったため、数えるのにかなり時間がかかりました。
レストランやバスターミナルで両替する
観光客が多いエリアでは、レストランやバスターミナル周辺で両替を持ちかけられることがあります。
比較的人通りが多く、きちんと落ち着いた場所で換金できるため、路上よりは安心感があります。
ただし、レート確認は必須です。

ハバナのViazulバスターミナルです。客引きがかなりすごいですが、詐欺を持ちかけてくる人たちではなかったので、注意が必要ではありますが、両替しても大丈夫かと感じました。
路上での両替はおすすめしない
街中では頻繁に両替を持ちかけられます。
また路上の方が良いレートを提示されることが割とあります。
僕たちが耳にした中では1USD=540CUPが一番良いレートでした。
ただし、路上両替はあまりおすすめしません。
- 偽札
- 数え間違い
- レートをごまかされる
- トラブル
などのリスクがあります。
特に人通りの少ない場所での両替は避けるのが無難です。
もし、路上で両替をする時は、少額の両替に抑えましょう。

こういった旧市街の普通の道を歩いていると頻繁にChange?と声をかけられます。また、路上で販売している葉巻も質が悪いものが多いそうなので、買うのはやめましょう。
小額紙幣を大量に持っていくのがおすすめ
キューバでは慢性的にお釣り不足です。
そのため、高額紙幣はかなり嫌がられます。
特に、
- 100USD札
- 50USD札
だけを大量に持っていくのはおすすめしません。
実際、キューバでは「お釣りがない」と言われることがかなり多いです。
そのため、
- 1USD
- 5USD
- 10USD
などの小額紙幣を多めに持参するのがおすすめです。
タクシー、レストラン、カサなど、さまざまな場面で役立ちます。
また、USD札は状態にも厳しく、
- 破れ
- 落書き
- 汚れ
があると拒否されます。
できるだけ新札を持っていくのがおすすめです。
キューバのATM事情
キューバではATMはそこまで多くありません。
また、
- 現金切れ
- カードエラー
- 故障中
なども珍しくありません。
そのため、「現地ATMでなんとかすればいい」はかなり危険です。
必要な現金は、できるだけ事前に準備しておくのがおすすめです。


空港にあるATMでも場所によっては電源が入っていない、故障中なことがあります。
市街でATMを見つけることは至難の業です。今回の旅行中に銀行以外でATMを見かけることはありませんでした。
クレジットカード事情
キューバではクレジットカードはかなり使いづらいです。
一部高級ホテルや観光客向け施設では使えることもありますが、現金前提で考えた方が安全です。
また、通信環境も不安定なため、
- 決済エラー
- カード読み取り不可
なども普通に起こります。
特にAMEXカードは使えるところを1か所も見なかったので、注意が必要です。

VISA、Mastercardは使えるところがありますが、割と高めのレストランでしか使えません。
キューバペソは使い切るのがおすすめ
キューバペソは国外でほぼ価値がありません。
そのため、最終日に大量に余らせると、ほぼ紙切れになります。
特に地方都市ではUSD払いできる場面も多いため、必要以上に両替しすぎないのがおすすめです。
僕たちは、2人で7日間滞在しましたが、300USDを両替して、ちょうど使いきれるぐらいでした。
キューバ旅行では現金管理がかなり重要
キューバ旅行では、お金事情が旅の快適さを大きく左右します。
特に重要なのは、
- 現金を多めに持つ
- 小額紙幣を大量に持つ
- 公式レートで両替しない
- 安全な場所で両替する
このあたりです。
日本や他国と同じ感覚で旅行すると苦労しやすい国なので、事前にしっかり準備しておきましょう。
その他にもキューバに行く前に知っておくべき情報を下記でまとめています。
▶キューバのSIM事情/インターネット環境についてはこちら
▶キューバのVISAとDviajeroについての解説はこちら



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