サンミゲルデアジェンデは、ケレタロから日帰りでも行けるメキシコ屈指の美しい街です。結論としては、主要な観光スポットは半日〜1日で回ることができますが、街歩きやカフェ巡りを楽しむなら1泊するのがおすすめです。
2008年には世界遺産にも登録されており、海外からの観光客や移住者も多く訪れる街です。石畳の道やコロニアル建築が並ぶ景観はメキシコの中でも特に美しく、街歩きだけでも楽しめるのが魅力です。
観光地として整備されているため、初めてメキシコを訪れる方でも比較的安心して滞在できます。
本記事では、サンミゲルデアジェンデへの行き方、バスターミナルからセントロへのアクセス、治安、観光スポット、費用感、効率よく回るためのモデルコースまで詳しく解説します。これから訪れる方が迷わず観光できるよう、実体験ベースでまとめています。
- 行き方(アクセス)
- バスターミナルからセントロへの行き方
- 治安
- 所要時間・滞在日数
- 物価・費用感
- 観光スポット
- サン・ミゲル・アルカンヘル教会(Parroquia de San Miguel Arcángel)
- ハルディン・アジェンデ(Jardín Allende)
- アジェンデ歴史博物館(Museo Histórico Casa de Allende)
- カサ・デ・クルトゥーラ・バナメックス(Casa de Cultura Banamex – Casa del Mayorazgo de la Canal)
- エル・ニグロマンテ文化センター(Centro Cultural Ignacio Ramírez “El Nigromante”)
- サンミゲル公共図書館(Biblioteca Pública de San Miguel de Allende)
- イグナシオ・ラミレス市場(Mercado Ignacio Ramírez)
- 民芸品市場(Mercado de Artesanías)
- カサ・デ・ロス・ソレス(Hotel Casa de los Soles)
- ラ・エスキーナおもちゃ博物館(Museo La Esquina)
- カジェ・アルダマ(Calle Aldama)
- エル・チョロ公園(Parque El Chorro)
- エル・ミラドール(El Mirador)
- グアダルーペ壁画(Murales Guadalupe)
- ファブリカ・ラ・オーロラ(Fábrica La Aurora)
- おすすめの過ごし方(モデルコース)
- 注意点
- まとめ
行き方(アクセス)
メキシコシティから
メキシコシティの北バスターミナル(Terminal del Norte)からETNやPrimera Plusのバスで約4時間です。
料金は500〜700ペソ(約4,500〜6,300円)ほどです。直行便が多く、乗り換えなしでアクセスできます。
ケレタロから
ケレタロからはバスで約1時間〜1時間30分です。
料金は150〜250ペソ(約1,350〜2,250円)ほどで、日帰りも可能な距離です。
メキシコの長距離バスの乗り方は下記の記事にまとめています。
▶メキシコの長距離バスの乗り方はこちら
バスターミナルからセントロへの行き方
サンミゲルデアジェンデのバスターミナルは中心部から少し西に離れたところにあります。

ケレタロやメキシコシティのバスターミナルと比べるとかなり小規模でローカル感のあるバスターミナルです。
Uber / Didi
最もおすすめな移動手段です。料金は50〜80ペソ(約450〜720円)、所要時間は約10分です。
タクシー
料金は交渉次第です。乗車前に料金確認をしておくと安心です。

バスターミナルから出るとタクシーがたくさん止まっているため、探す必要はないです。
ローカルバス
料金は10ペソ前後(約90円)と安く移動できますが、路線が分かりにくいため、やや難易度が高いです。

こういったローカルバスに乗る必要があります。フロントガラスに行き先が書いてあるため、CENTROと書かれているものを選べば大丈夫です。
タクシー乗り場の先の階段を上るとバス乗り場です。
徒歩
約2〜3kmの距離ですが、坂道と石畳が多いためスーツケースがある場合はおすすめしません。
僕たちはバックパックのみのため、歩きましたが、20~30分ほどで街の中心部まで行けます。
治安
サンミゲルデアジェンデは観光地として人気が高く、メキシコの中でも比較的治安が良いエリアです。
セントロ周辺は観光客が多く、昼間はもちろん夜でも安心して歩けます。
今回の滞在では、夜に土砂降りになり、歩いている人が少なかったですが、それでも車の交通量が多いため、真っ暗になることはなく、歩いても大丈夫な雰囲気でした。
ただし、他の観光地と同様にスリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。

所要時間・滞在日数
主要な観光スポットだけであれば半日〜1日で回ることができます。
街歩きやカフェ巡りを楽しむ場合は1泊2日がおすすめです。
ケレタロからであれば日帰りでも十分楽しめます。
周辺の観光地も含めて回るのであれば、2泊3日でも大丈夫ですが、
街の中心部の散策であれば、2泊3日は時間を持て余してしまうと思います。
セントロゾーン徒歩20分圏内に観光スポットが固まっているため、スポットを回るのは割とすぐに完了します。
物価・費用感
サンミゲルデアジェンデはメキシコの中では物価が高めのエリアです。
食事は普通のレストランで200〜400ペソ(約1,800〜3,600円)、カフェは50〜100ペソ(約450〜900円)程度です。
ルーフトップのファンシーなレストランだともっと高くなります。
屋台のご飯、アイスクリームなども観光地価格で高めです。他の都市であれば、20~30ペソでアイスを買えますが、60ペソ(約540円)の屋台も見かけました。
タコスのお店で2つタコスを食べたら50ペソ(約450円)と言われたときは、びっくりしましたが、この街だと相場なのだと思います。
ホテルは1泊1,000〜3,000ペソ(約9,000〜27,000円)ほどが目安で、メキシコ内ではかなり高いエリアです。

安く済ませたければ、後ほど紹介するイグナシオ・ラミレス市場に行きましょう。ここの市場の前のアイスクリームは20ペソ(約180円)でした。その他の食べ物も他の都市と同じ価格で楽しめます。
観光スポット
サン・ミゲル・アルカンヘル教会(Parroquia de San Miguel Arcángel)
街のシンボルとなるピンク色の教会です。
ヨーロッパ風のゴシック様式が特徴で、昼は青空とのコントラスト、夜はライトアップされた幻想的な姿を楽しめます。
ハルディン・アジェンデからの景色が定番の撮影スポットです。

左側のサン・ラファエル教会(Iglesia de San Rafael)とあわせて街のシンボルになっています。


夜になるとライトアップされるのですが、雨が強く見に行けませんでした。
ハルディン・アジェンデ(Jardín Allende)
街の中心にある広場で、観光の拠点となる場所です。周囲にはカフェやレストランが多く、休憩にも最適です。昼は賑やかで、夜は音楽やパフォーマンスが行われることもあります。


昼間は街のみんなの憩いの場になっています。アイスなどの屋台が出ていたり、ツアーの声掛けなども行っていました。
アジェンデ歴史博物館(Museo Histórico Casa de Allende)
独立の英雄アジェンデの生家を利用した博物館です。
独立戦争の歴史を学べるほか、コロニアル建築としても見応えがあります。

水曜~金曜までしか空いてなく、僕たちは中を見ることができませんでした。
カサ・デ・クルトゥーラ・バナメックス(Casa de Cultura Banamex – Casa del Mayorazgo de la Canal)
歴史的建造物を利用した文化施設で、美しい外観が特徴です。
ハルディン・アジェンデのすぐ近くにあり、街歩きの途中で立ち寄りやすいスポットです。
入場無料で、色々な展示を見ることができます。


僕たちが行ったときは、メキシコのボードゲームの展示、伝統的な工芸品の展示、世界の紛争に巻き込まれた子どもたちの展示(広島・長崎の原爆についてなどもありました。)がありました。
エル・ニグロマンテ文化センター(Centro Cultural Ignacio Ramírez “El Nigromante”)
元修道院を利用した文化施設で、館内の壁画が見どころです。
観光客が比較的少なく、落ち着いて見学できる穴場スポットです。
しかも、入場無料です。




サンミゲル公共図書館(Biblioteca Pública de San Miguel de Allende)
静かな雰囲気の図書館で、中庭やカフェもあり休憩にもおすすめです。
地元の文化やコミュニティを感じられる場所です。
入場無料なので、近くまで行ったら見てみることをおすすめします。



イグナシオ・ラミレス市場(Mercado Ignacio Ramírez)
ローカルフードやジュースを楽しめる市場です。
観光地の中では安く食事ができ、ローカルの雰囲気を味わえます。
グアナファト州は革のブーツが有名で、この市場でも売っているので、もしお土産として買いたい場合は、ここがおすすめです。


民芸品市場(Mercado de Artesanías)
カラフルな雑貨や民芸品が並ぶお土産スポットです。
メキシコらしいアイテムを探すのにおすすめです。



扱っている商品ごとに4セクションに分かれています。見た感じは全部手作りの作品を販売しているようでした。比較的ローカルな市場ですが、カード払いも対応していました。
カサ・デ・ロス・ソレス(Hotel Casa de los Soles)
セントロにあるカラフルなホテル兼レストランカフェで、外観や中庭がフォトジェニックなことで人気です。
宿泊者でなくても無料で入場でき、写真を撮ることもできる場所です。民芸品市場の横にあるので、あわせて寄ることをおすすめします。


オーナーの人とお話しできましたが、オーナーの方と息子さんで太陽を描き始めて飾り始めて、それがSNSで拡散されたことで有名になったそうです。
展示物の99%は買えるので、もしお気に入りが見つかったら、買ってみてください。
ラ・エスキーナおもちゃ博物館(Museo La Esquina)
伝統的なおもちゃを展示するユニークな博物館です。
規模は小さいですが、短時間で気軽に楽しめます。
入場料は150ペソ(約1,350円)です。


博物館は3フロア、5展示室に分かれていて、伝統的な木彫りおもちゃ、植物繊維を使ったおもちゃ、紙で作ったおもちゃなど色々な種類のおもちゃを見ることができます。
英語のガイドツアーもあり、展示の説明も英語表記があるため、スペイン語が分からなくても楽しめます。
カジェ・アルダマ(Calle Aldama)
サンミゲルデアジェンデで最も有名な通りの一つで、教会を背景にした写真が撮れる人気スポットです。カラフルな建物が並び、街らしい雰囲気を感じながら散策できます。


石畳の感じも街の中心より荒く、かなり歴史を感じる道でもありました。
エル・チョロ公園(Parque El Chorro)
自然を感じられる公園で、散策や休憩におすすめです。このエリアはサンミゲルデアジェンデ発祥の地と言われている歴史あるエリアで、サンミゲル最古の水源があった場所です。
展望スポット(エル・ミラドール)へもアクセスでき、中心部とは違った落ち着いた雰囲気を楽しめます。


道がくねくねなっていて、サンフランシスコのロンバート・ストリートのようでした。
エル・ミラドール(El Mirador)
街並みを一望できる展望スポットです。写真スポットとして人気です。


坂道を20分ほど登るため、行くのは結構きついですが、行く価値はあるスポットだと思います。
ローカルバスも出ているため、途中の道でバスに乗るのもありです。
グアダルーペ壁画(Murales Guadalupe)
カラフルな壁画が集まるエリアで、フォトスポットとして人気です。
換算とした住宅地のエリアなので、ローカルな雰囲気も楽しめます。



ファブリカ・ラ・オーロラ(Fábrica La Aurora)
元工場をリノベーションしたアート施設です。
ギャラリーやカフェが集まり、ゆったりと過ごせるおしゃれなスポットです。
気に入った絵やアート作品を購入することもできます。



おすすめの過ごし方(モデルコース)
半日プラン
ハルディン・アジェンデからスタートし、サン・ミゲル・アルカンヘル教会を見学、その後市場や街歩きを楽しみ、最後に展望台へ行く流れがおすすめです。
半日のみだとグアダルーペ絵画エリアやファブリカ・ラ・オーロラエリアはセントロから少し外れるため、行くのに時間がかつかつになるかと思います。
1日プラン
午前中に主要観光地を回り、午後はカフェやファブリカ・ラ・オーロラでゆっくり過ごし、夜にライトアップされた街を散策すると満足度が高いです。

観光スポット以外でも街を歩いているだけできれいな景色に出会えるため、1日コースで1泊2日で旅行することを個人的にはおすすめします。
注意点
サンミゲルデアジェンデは坂道が多く、石畳のため歩きにくい場所が多いです。
また、歩道もかなり狭いため、歩きやすい靴を用意することをおすすめします。
観光地のため物価が高めである点も注意が必要です。

まとめ
サンミゲルデアジェンデは、カラフルな街並みと美しい教会が魅力の、メキシコの中でも特に人気の高い観光地です。街自体はコンパクトで、主要な観光スポットも徒歩圏内にまとまっているため、半日〜1日でも十分に楽しむことができます。
一方で、街をゆっくり歩いたり、カフェで過ごしたりする時間も含めると、1泊して滞在することでこの街の魅力をより深く感じることができると思います。
ケレタロから日帰りでアクセスできる手軽さに加え、治安も良いため、メキシコ初心者にもおすすめできる観光地です。
これから訪れる方は、本記事を参考に行き方や観光ルートを事前にイメージしておくことで、限られた時間でも効率よく観光できるよう参考にしてください。
他のメキシコ各都市の観光ガイドもまとめているので、あわせて読んでみてください。
▶メキシコシティ観光ガイド
▶プエブラ観光ガイド
▶グアナファト観光ガイド




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