オアハカは、メキシコ南部にある世界遺産の街で、美しいコロニアルな街並みと豊かな食文化で知られる人気の観光地です。
メキシコの中でも「グルメの街」として有名で、モレやタコス、メスカルなどを目的に訪れる旅行者も多くいます。
本記事では、2026年4月に実際にオアハカを訪れ、セントロを中心に徒歩で観光した体験をもとに、行き方・治安・観光スポット・グルメまで分かりやすく解説します。
これからオアハカ旅行を考えている方は、この記事を読めば一通りの情報を把握できる構成になっています。
- オアハカとは
- 行き方(メキシコシティから)
- バスターミナルからセントロへの行き方
- 治安
- 気候
- 観光スポット
- ソカロ(Zócalo)
- メトロポリタン大聖堂(Catedral Metropolitana de Oaxaca)
- アンダドール・トゥリスティコ(Andador Turístico)
- サント・ドミンゴ教会(Templo de Santo Domingo de Guzmán)
- オアハカ文化博物館(Museo de las Culturas de Oaxaca)
- エスノボタニコ庭園(Jardín Etnobotánico de Oaxaca)
- ソレダー教会(Basílica de Nuestra Señora de la Soledad)
- ベニート・フアレス市場(Mercado Benito Juárez)
- 11月20日市場(Mercado 20 de Noviembre)
- グルメ
- 周辺の観光地
- まとめ
オアハカとは
オアハカはメキシコ南部に位置する文化都市で、伝統・食・歴史が凝縮された人気観光地です。
街全体にスペイン植民地時代の街並みや文化が残っており、ユネスコ世界遺産(オアハカ歴史地区)にも登録されています。
メキシコの中でも特に文化色が強く、
・先住民文化
・伝統料理
・手工芸
などを体験できるのが特徴です。

石畳にカラフルな建物が並ぶきれいな街並みが特徴的です。
行き方(メキシコシティから)
長距離バス
- 所要時間:約6〜7時間
- 料金:500〜1,000ペソ(≒4,500~9,000円)程度
- 利用会社:ADOなど
コスパ重視ならバスがおすすめです。夜行バスもあります。
バスの乗り方は別記事でまとめています。
▶メキシコ長距離バスガイドはこちら
飛行機
- 所要時間:約1時間
- 料金:早め予約で安い
時間を節約したい人は飛行機がベストです。
飛行機の場合は、市内への移動にお金がかかるので、バスより安くなることはないかと思います。
バスターミナルからセントロへの行き方
今回僕は、ADOのバスでオアハカへ行きました。
ADOのバスで行くと下記のバスターミナルに到着します。
タクシー
所要時間:約10〜15分
料金:100〜200ペソ
バスターミナルからはタクシーが一番簡単です。
ターミナルの出口にたくさん止まっているため、迷うことはありません。

徒歩
所要時間:約30分
ADOのターミナルからセントロへは歩けない距離でもありません。
AUのバスターミナルからも歩けるので、節約したい人は徒歩がおすすめです。
実際、歩いてみましたが、セントロまでの街並みもきれいなところが多く、楽しめました。

街路樹がピンク色に咲いていてきれいでした。
注意点
オアハカではUber・Didiはほぼ使えません。
アプリは開けるのですが、配車されるまでが長すぎるため、おすすめしません。
そのため、車はタクシーかローカルバス移動が基本になります。
ただ、オアハカの観光地はコンパクトにまとまっているので、基本徒歩で回ることができます。
治安
オアハカは観光地として整備されており、比較的安全です。
ただし以下は注意しましょう:
- 夜の人通りが少ない場所は避ける
- スリ・置き引きに注意
基本的にはセントロ周辺であれば安心して観光可能です。
夜の時間帯も歩いてみましたが、特に危険を感じるスポットはありませんでした。

観光地から離れた場所には一部スニーカーがぶら下がっているところもあるため、観光地から離れた通りを夜に一人歩きするのは控えましょう。

夜のセントロエリアは昼よりもむしろ人通りが多く、治安的には他の都市よりも良いと感じました。
気候
オアハカは年間を通して温暖で過ごしやすい気候ですが、乾季と雨季で大きく特徴が変わります。
僕が行った4月は日差しが強く、結構暑い中での観光となりました。(基本26~28度ぐらいで、日差しが強く、風がありませんでした。)
雨季には訪れていないため、一般論を書いておきます。
乾季(11月〜4月)
- 気温:20〜30℃前後
- 湿度が低く、過ごしやすい
- 観光のベストシーズン
日中は暖かく、朝晩は少し涼しくなるため、軽く羽織るものがあると便利です。
雨季(5月〜10月)
- 午後〜夜にかけてスコールあり
- 日中は晴れることも多い
ずっと雨が降るわけではありませんが、突然の強い雨に注意が必要です。
折りたたみ傘は必須です。
注意点(気候)
- 日差しが非常に強い → 日焼け対策必須
- 標高が高い(約1,500m) → 人によっては軽い高山症の可能性あり
特に日差しは対策が必要なため、日焼け止め、ハット、サングラスは必須です。
観光スポット
ソカロ(Zócalo)
オアハカ観光の中心となる広場で、常に人で賑わっています。
周囲にはレストランやカフェが並び、昼はのんびりとした雰囲気、夜はライトアップで活気づきます。
ベンチに景色を眺めるだけでも楽しめます。

昼間はみんなの憩いの場となっています。

オアハカ州政府庁舎(Edificio de Gobierno del Estado de Oaxaca)
ソカロ(Zócalo)に面して建つ、オアハカ州の行政の中心となる建物です。
外観はコロニアル様式の落ち着いたデザインで、周囲の歴史的建築と調和しています。

夜もかなり明るく、人が多く賑わっていました。
メトロポリタン大聖堂(Catedral Metropolitana de Oaxaca)
ソカロに面して建つ大聖堂で、バロック様式の重厚な外観が特徴です。
内部はシンプルながらも荘厳な空気が流れており、見学することができます。
広場と一体化しているため、ソカロ観光と合わせて訪れるのがおすすめです。

ソカロ広場側からの一枚。

正面からの一枚。大聖堂の周りはツアーの客引きや観光客でいっぱいです。

中にも無料で入ることができます。ステンドグラスが特徴的です。
アンダドール・トゥリスティコ(Andador Turístico)
ソカロからサントドミンゴ教会へと続く歩行者天国です。
カラフルな建物が並び、雑貨店、ギャラリー、カフェなどが集まっています。
オアハカらしい街歩きを楽しめるエリアで、お土産探しにも適しています。
ストリートパフォーマンスが行われていることもあり、歩くだけでも楽しめます。

約1㎞の歩行者天国はカラフルな建物でいっぱいで、歩いているだけで景色を楽しめます。

この通りも夜の方がむしろ人通りが多くなります。
サント・ドミンゴ教会(Templo de Santo Domingo de Guzmán)
オアハカで最も有名な教会で、外観・内装ともに圧倒的な美しさを誇ります。
特に内部の金色の装飾は圧巻で、メキシコ国内でもトップクラスの豪華さです。
教会前の広場も開放的で、写真スポットとしても人気があります。

アイキャッチ画像にもしていますが、とにかく大きい教会です。先ほど説明したアンダドール・トゥリスティコを抜けるといきなりこの教会が出てきて、圧倒されます。

中も無料で見学ができます。装飾の作りこみが異常です。メキシコ国内を含め、ヨーロッパの教会も見てきましたが、中々このレベルの装飾は見れないかと思います。
オアハカ文化博物館(Museo de las Culturas de Oaxaca)
サントドミンゴ教会に隣接する博物館で、オアハカの歴史を学べるそうです。
今回、僕たちは時間がなかったため、内部には入れませんが、近くの遺跡(モンテ・アルバン)からの出土品なども展示されているそうです。
入場料:210ペソ

教会の真横に入り口があるため、ついでで寄るのにおすすめです。
エスノボタニコ庭園(Jardín Etnobotánico de Oaxaca)
メキシコ固有の植物を集めた庭園で、特にサボテンやアガベなどが見どころです。
ガイドツアー形式でのみ入場可能で、植物の背景や文化的意味も学べます。
自然と文化の関係を知ることができる、ユニークなスポットです。
入場時間が10:30~12:00の30分ずつのスロットと17:00と決められており、
1回に30名までしか入れないため、訪れる時間帯には注意が必要です。


滞在中に2回訪れたのですが、1回目はタイミング(時間)が合わず、入場できず、2回目は祝日の関係で、閉まっており、滞在中は中に入ることができませんでした。
ソレダー教会(Basílica de Nuestra Señora de la Soledad)
17世紀後半(1680年代〜1690年代)に建てられた歴史ある教会で、オアハカの守護聖人が祀られている教会です。
周辺には屋台や市場もあり、ローカルな雰囲気を感じられます。
教会横の広場にあるアイスクリーム屋さんも有名です。


300年以上の歴史を持つ教会にしては、保存状態がかなり良いと思いました。

教会横の広場はアイス屋が4、5件あり、名物になっているそうです。

7フレーバーセット(130ペソ≒1,170円)を注文。アイスにチリパウダーをかけるのが、メキシコっぽいです。
ベニート・フアレス市場(Mercado Benito Juárez)
観光客にも人気の市場で、お土産から食べ物まで何でも揃います。
メスカル、チョコレート、雑貨などオアハカらしい商品が豊富です。
隣に11月20日市場があるため、ご飯を食べる際は、そちらがおすすめです。

右奥に展示されているのはオアハカの伝統衣装。テワナドレス(Traje de Tehuana)も売っています。

その他チョコレート、メスカルなどオアハカ名物など雑多に色々なものが手に入ります。
11月20日市場(Mercado 20 de Noviembre)
地元感の強い市場で、特に有名なのが「肉通り(煙モクモクのエリア)」です。
好きな肉を選ぶとその場で焼いてくれるスタイルで、迫力も味も抜群です。
トラジューダなどのローカル料理も楽しめるため、グルメ目的なら必須の場所です。

展示している肉を選んで、その場で焼いてくれます。一緒に野菜の付け合わせも選ぶことができ、体験型のグルメを楽しめます。

肉通りの奥には、オアハカ名物のトラジューダやその他のメキシコ料理を楽しめるレストランエリアがあります。
グルメ
オアハカは「メキシコの食の都」とも呼ばれています。
実際、入ったレストランでここは微妙だなあ・・・と思ったところは一つもありませんでした。
モレ(Mole)
チョコレートやスパイスを使った濃厚なソース。
甘さと辛さが混ざった独特の味で、オアハカ名物です。
トラジューダ(Tlayuda)
大きなトルティーヤに肉・チーズ・野菜を乗せた料理。
ピザのような見た目で、ボリューム満点です。

11月20日市場で食べたトラジューダとレチェ・デ・チョコラテ(チョコレートミルク)。メキシコシティで食べたトラジューダよりも生地がパリパリで一回り大きかったです。
テハテ(Tejate)
トウモロコシやカカオを使った伝統的なドリンク。
見た目は独特ですが、さっぱりしています。
オチャタ(Ochata)やアグア・デ・ハマイカ(Agua de Jamaica)などと同じ分類のドリンクらしいです。

正直僕は、そこまで得意な味ではありませんでした。30ペソ(≒270円)だったので、体験するために買うのはありかもしれません。

メスカル(Mezcal)
オアハカはメスカルの本場。
スモーキーで香り高く、テキーラとは違った魅力があります。

市場でサソリの入ったメスカルを売っていました。日本で言うハブ酒的なノリなのでしょうか。
チョコレート(Chocolate)
オアハカはカカオ文化が根付いており、チョコレートも名物です。
砂糖やシナモンと混ぜて飲む「ホットチョコレート」が特に有名で、朝食としてもよく飲まれます。
市場では固形のチョコレートが売られており、お土産にもおすすめです。

これはメキシコ妻が朝ごはんに頼んだレチェ・デ・チョコラテ(Leche de Chocolate)。優しい甘さのチョコレートミルクとパンで食べる軽めの朝ごはんです。
周辺の観光地
モンテ・アルバン(Monte Albán)
古代サポテカ文明の遺跡です。

イエルベ・エル・アグア(Hierve el Agua)
石灰でできた滝と絶景の天然プール

ミトラ遺跡(Mitla)
幾何学模様が美しい遺跡

トゥーレの木(Árbol del Tule)
世界最大級の幹を持つ巨大な木

上記の観光地については、下記で詳しくまとめています。
▶モンテアルバン観光ガイド
▶オアハカ周辺の観光地を1日で回るツアー解説(イエルべ・エル・アグア、ミトラ遺跡、トゥーレの木)
まとめ
オアハカは
✔ 世界遺産の街並み
✔ グルメ
✔ 歴史と文化
が揃った、メキシコでもトップクラスに魅力的な都市です。
初めてのメキシコ旅行でも、安心して楽しめるので非常におすすめです。



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