キューバ旅行で多い詐欺と対策まとめ|ハバナで実際によくある手口を解説

キューバ文化

キューバは中南米の中でも比較的治安が良く、暴力的な犯罪は少ない国です。
実際に歩いていても、危険を感じる場面はそこまで多くありません。

しかし、キューバ旅行でかなり多いのが「フレンドリー型の詐欺」です。

特にハバナでは、観光客に親しげに話しかけ、仲良くなった後にお金を使わせようとするケースが非常に多くあります。

しかも厄介なのが、相手が本当に感じ良く接してくることです。

普通に世間話をしてくれたり、観光案内をしてくれたり、親切そうに見えるため、最初は詐欺だと気付きにくいです。

今回紹介する内容は、実際に宿泊したカサのホストから教えてもらった内容も含まれています。

ホストからも、

「ハバナでは観光客を狙った詐欺がかなり多い」
「知らない人に付いていかない方がいい」

と何度も注意されました。

実際に路上を歩いているだけでも、色々な人に声をかけられましたし、話の最後には必ず、1USDでいいからお金をくれないかと言われました。

ただ、キューバの現状を知ると、「なぜそこまで観光客からお金を取ろうとする人が多いのか」も少し見えてきます。

キューバの平均月収はかなり低い

キューバは社会主義国家であり、国営の仕事が中心です。
近年は物価上昇がかなり深刻ですが、給料はそこまで上がっていません。

職業によって差はありますが、一般的な月収は5,000〜10,000CUP程度と言われています。
2026年時点の実勢レート(1USD≒500CUP前後)で考えると、これは約10〜20USD(約1,600〜3,200円)程度です。

もちろん外貨を稼げる仕事や観光業はもう少し収入があります。
ただ、一般的なキューバ人にとって、観光客が払う5USD(約800円)や10USD(約1,600円)は非常に大きなお金です。

そのため、

  • 観光客をバーへ連れていく
  • 葉巻を売る
  • チップを狙う
  • 両替を持ちかける
  • お金をねだられる

など、「観光客から外貨を得る行為」が非常に多くなっています。

ハバナでよくある詐欺の特徴

キューバの詐欺は、日本人がイメージするような「脅す系」の詐欺ではありません。

むしろ、

  • 異常にフレンドリー
  • 英語で話しかけてくる
  • 観光客慣れしている
  • 「親切な現地人」を演じる

というタイプが多いです。

最終的には、

  • バーへ連れていかれる
  • 高額請求される
  • 葉巻を売られる
  • 両替を持ちかけられる
  • チップや寄付を要求される

などにつながります。

実際に話しかけてきたカルロスも、キューバのことを色々教えてくれました。写真は食糧の配給表らしいです。ただ、話の最後には、「キューバの現状は厳しいし、子どもが2人いるから5USDくれないか?」と言われました。
観光客と話すだけで、半月分のお金がもらえると思うと、ダメ元でも頼む心理は分かりますが、渡しませんでした。

「一緒に飲もう」は基本的に断る

キューバで最も多いパターンの1つです。

街中で仲良くなった人が、

  • 「おすすめのバーがある」
  • 「今日は特別な日だから安い」
  • 「モヒートを飲もう」
  • 「本物のキューバ音楽を見せたい」

などと言って誘ってきます。

しかし、連れて行かれた先で高額請求されるケースが非常に多いです。
相手は最初かなり感じ良く接してきますが、最終的には観光客からお金を引き出すのが目的です。

カサのホストからも、「知らない人と飲みに行くのは危険」と言われました。
知らない人に飲みに誘われても、基本的には断りましょう。

突然話しかけてくる人には注意

ハバナ旧市街では、突然英語で話しかけてくる人がかなりいます。

特に多いのが、

  • 「どこから来たの?」
  • 「日本人?」
  • 「おすすめの場所を教えるよ」
  • 「葉巻を安く買える」
  • 「いいレートで両替できるよ」

などのパターンです。

観光案内を装って近づいてくることが多いですが、最終的には何かを売ろうとしているケースがほとんどです。

ハバナ旧市街のCentral Parkエリアは特に要注意です。客引きと詐欺師しかいません(笑)

「今日は特別なイベントの日」はほぼ嘘

キューバでは、

  • National Tobacco Day(葉巻の日)
  • Salsa Day(サルサの日)
  • Rum Day(ラムの日)

などと言われることがあります。

そして、

「今日だけ安い」
「特別割引がある」
「イベント限定価格」

などと言って店へ連れて行こうとします。

しかし、こういったイベントは基本的に存在しません。

これも観光客を誘導するための典型的な手口だと、ホストから教えてもらいました。

ホテルを指さして、「あそこのホテルで今日イベントがあるよ。」は。ハバナ3日間の滞在で5回は聞きました。話しかけてくる人の手口は思っているよりもテンプレ化してます(笑)

「空港で見たよね?」も要注意

キューバでは、

「空港で見た」
「あなたのカサの近くで見た」
「昨日歩いてたよね?」

などと言ってくる人もいます。

観光客に親近感を持たせるための会話テクニックです。

特にハバナでは観光客が行く場所がかなり限られているため、偶然見かけている可能性もあります。

ただ、その後にバーや店へ誘導されるケースが多いので注意してください。

レストランでは必ずメニューを確認する

キューバでは、正規のレストランやバーは基本的にキューバペソ(CUP)表記です。

逆に、

  • USD表記
  • ユーロ表記
  • メニューがない
  • 値段を口頭でしか言わない

などの店は注意した方がいいです。

USDで値段を併記している場合は特に問題ありませんが、席に座る前に必ずメニューと価格を確認しましょう。

すごくローカルなお店でもメニューを店頭に出していることが多いです。

路上両替はかなり危険

キューバでは公式レートと実勢レートが大きく違うため、路上両替を持ちかけられることがあります。

ただし、

  • お札を抜かれる
  • 偽物を渡される
  • レートをごまかされる

などのトラブルもあります。

また、人前で大量の現金を見せるのも危険です。

カサのホスト経由で両替をお願いしている旅行者もかなり多いそうです。

基本的には、信頼できるカサのホスト経由で両替する方が安心です。

両替については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶キューバのお金事情を徹底解説|両替・レート・現金事情・クレカ事情まとめ

寄付・チップ要求にも注意

キューバでは、

  • 「子どものため」
  • 「学校のため」
  • 「医者だから給料が安い」
  • 「食べ物がない」

などと言って寄付を求められることがあります。

もちろん本当に困っている人もいます。

ただし、観光客を狙ったケースも多く、1人に渡ると周囲に囲まれることもあります。

公共の場でお金を配るのは避けた方が安全です。

キューバでは「親切=安全」とは限らない

キューバ人は本当にフレンドリーな人も多いです。

実際、普通に助けてくれる人もいます。

ただ、観光客慣れしている詐欺師もかなり多く、「親切そうだから安心」という感覚は危険です。

特にハバナ旧市街では、

  • 知らない人に付いていかない
  • 飲みに行かない
  • 路上両替しない
  • メニューを確認する

この4つを意識するだけでも、かなりトラブルを避けられます。

キューバは独特な文化や雰囲気が魅力の国ですが、現地の経済状況も理解したうえで、油断せずに旅行を楽しみましょう。

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