ハバナはキューバの首都であり、世界遺産にも登録されている人気観光都市です。街中にはクラシックカーが走り、スペイン統治時代のコロニアル建築が今も残っています。
一方で、インターネット環境や現金事情など、他の海外旅行とはかなり異なる点も多い国です。
この記事では、ハバナの基本情報からおすすめ観光スポット、宿泊エリア、移動方法、注意点まで、実際に旅行する上で必要な情報をまとめて解説します。
この記事を読むと分かること
・ハバナのおすすめ観光スポット
・おすすめ宿泊エリア
・市内移動の方法
・Wi-Fiや現金事情
・治安や注意点
・おすすめ日数やモデルコース
ハバナとは
ハバナ(La Habana)はキューバ最大の都市であり、政治・経済・文化の中心地です。
旧市街(Habana Vieja)は1982年に世界遺産へ登録されており、
石畳の街並みやコロニアル建築が残っています。
特に印象的なのが、1950年代のクラシックカーが今も普通に走っていることです。
街全体がまるで昔の映画セットのような雰囲気になっており、他の国では味わえない独特な空気感があります。
また、社会主義国家ということもあり、物資不足やネット環境の不安定さなど、日本とは全く違う環境を体験できるのも特徴です。

ハバナの物価
ハバナは観光地の中では比較的物価が安いです。
ローカル向けの店を利用すると、かなり安く食事できます。
料金の目安は下記の通りです。
・モヒート:約1〜3USD(約160〜480円)
・ハンバーガー:約2USD(約320円)
・ローカル食堂:約3〜5USD(約480〜800円)
・観光客向けレストラン:約10〜20USD(約1,600〜3,200円)
・タクシー移動:約5〜15USD(約800〜2,400円)
基本的にカードでの支払いはできず、現金のみの支払いになるので、注意しましょう。
また、キューバは現地通貨(CUP/キューバペソ)の公式レートと実際のレートが異なる特殊な国でもあります。
詳しいお金事情は別記事で解説しています。
▶キューバのお金/両替事情についてはこちら

ホテルのレストランのドリンクは大体2ドル(320円)ぐらいでした。

旧市街のローカルバーはモヒートが300CUP(大体0.6ドル)

割とよさげなローカルレストランでもハンバーガー1個960CUP(約2ドル/320円)
治安・注意点
キューバは中南米の中では比較的安全と言われています。
実際、今回1週間ほどキューバに滞在し、夜も出歩きましたが、危ない目にはあいませんでした。
ただし、観光客を狙った詐欺や客引きは非常に多いです。
特にハバナ旧市街では頻繁に声をかけられます。
よくあるパターンとしては下記です。
・バーへ誘導される
・葉巻を売ろうとしてくる
・「今日は特別な祭り」と話しかけてくる
・親切そうに話しかけてくる
基本的には、知らない人について行かないのが重要です。
また、夜のマレコン周辺は雰囲気が良い反面、人通りが少ない場所もあります。
深夜の一人歩きは避けた方が安心です。

街中を歩いていたら、声をかけてきて、キューバのことを色々教えてくれたカルロス。この画像は食糧の配給表らしい。話すだけなら無害ですが、最後には必ずお金をくれないかと聞かれます。
こういったスキャマー(詐欺師)はどの人も同じように、どこ出身か、どこに泊まっているかなどのテンプレ質問をしてきます。情報はなるべく与えないようにしましょう。
宿泊おすすめエリア
ハバナで宿泊するなら、基本的には「旧市街」か「Vedado(ベダード地区)」の2択になります。
ハバナ旧市街(Old Havana/Habana Vieja)
初めてのハバナ観光なら、最もおすすめのエリアです。
Google Mapで検索するとなぜか別の地域が出てきますが、このBarの付近がハバナの旧市街です。
世界遺産エリアそのものに宿泊できるため、朝や夜の雰囲気も楽しめます。
主要観光スポットの多くが徒歩圏内にあり、観光重視の人には非常に便利です。
一方で、観光客向けエリアのため、客引きやぼったくりは比較的多めです。
旧市街であることもあり、建物が古く、ゴミが多いため、治安は悪くありませんが、雰囲気はあまり良くありません。

ハバナ新市街(Vedado)
比較的落ち着いた雰囲気のエリアです。
ローカル向けのレストランやカフェも多く、長期滞在にも向いています。
ホテル・カサ(民宿)も比較的新しく、ゴミも少ないです。
実際、旅行者の中には「旧市街は観光、宿泊はVedado」という人も多いです。
僕たちは、客引きがあまり好きではないことと、Old Havanaの街の雰囲気があまり好きではなかったので、Vedadoに泊まりました。

空港から市内へのアクセス
ハバナ国際空港から市内までは約30〜40分程度です。
タクシー移動かシャトルバスでの移動になります。
タクシー料金は交渉制の場合も多く、観光客価格を提示されることもあります。
空港から市内への詳しい移動方法や料金相場については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶ハバナ空港から市内へのアクセスについてはこちら

市内の交通手段
旧市街内は徒歩で観光可能ですが、旧市街↔新市街への移動は徒歩移動不可です。
後述する観光スポットでは、Hotel Nacionalと革命広場が新市街エリアにあります。
タクシー
観光客が最も利用する移動手段です。観光地周辺には多くのタクシーがいます。
ただし、料金メーターを使わないため、乗車前に必ず料金確認をしてください。
ハバナ内部であれば5~15ドルぐらいに収まります。
バイクタクシー
正式名称は不明ですが、バイクの後ろに荷台をくっつけたトゥクトゥクみたいなタクシーも良く走っています。
普通のタクシーよりも安価なため、僕たちはこのタクシーをよく使いました。
バイク型については新市街から旧市街片道で、6~8ドルほど。自転車型のものは4ドルで行ってくれました。


写真を撮るのを忘れてしまいましたが、こういった乗り物が市内を無数に走ってます。馬車もあったので、もし機会があったら、乗ってみてください。
徒歩
旧市街エリアは徒歩観光にかなり向いています。
観光スポット同士も近く、街並みを見ながら歩くだけでも楽しめます。
ただし、道があまり舗装されていないため、歩きやすい靴がおすすめです。
おすすめ観光スポット
Central Park(セントラルパーク)
クラシックカーが大量に集まる有名スポットです。
「キューバっぽい写真」を撮りたいならまずここです。
周辺には歴史的建築も多く、ハバナ観光の中心地になっています。

National Capitol of Cuba(国会議事堂)
ハバナを代表するランドマークです。
巨大建築で、非常に迫力があります。

Plaza Vieja(ビエハ広場)
カラフルな建物に囲まれており、ヨーロッパのような雰囲気があります。
カフェも多く、休憩にもおすすめです。

Plaza de Armas(アルマス広場)
ハバナ最古の広場です。
のんびり散歩しながら休憩できます。

Plaza de la Catedral(カテドラル広場)
石畳とコロニアル建築の雰囲気が非常に良く、旧市街の中でも特に「ハバナらしさ」を感じやすい場所です。
広場にある Catedral de San Cristóbal de La Habana(ハバナ大聖堂)も有名で、観光客が多く集まります。

Castillo de la Real Fuerza(フエルサ要塞)
スペイン統治時代に建てられた要塞です。
ハバナの歴史を感じられるスポットで、海沿いの景色も楽しめます。


La Bodeguita del Medio(ラ・ボデギータ・デル・メディオ)
モヒート発祥の店として有名なバーです。
かなり観光地化されていますが、ハバナらしい雰囲気を味わえます。

Malecón(マレコン)
ハバナを代表する海沿いの遊歩道です。
夕方になると現地の人や観光客が集まり、非常に雰囲気があります。
夕日スポットとしても有名です。

Plaza de la Revolución(革命広場)
チェ・ゲバラの巨大壁画で有名な広場です。
キューバの歴史を象徴する場所でもあります。

Hotel Nacional de Cuba(ホテル・ナシオナル)
キューバを代表する歴史的ホテルです。
宿泊しなくても庭園や外観を見るだけで楽しめます。

ハバナ観光に必要な日数
ハバナ観光は2〜3日程度が定番です。
主要観光スポットだけなら2日でも十分回れます。
一方で、街歩きやカフェ巡りをゆっくり楽しみたい場合は4〜5日ほど滞在するのもおすすめです。
また、多くの人はハバナと合わせて下記の都市にも行きます。
・ビニャレス(Viñales)
・トリニダッド(Trinidad)
・バラデロ(Varadero)
今回はバラデロにはいきませんでしたが、ビニャレスとトリニダッドについては下記の記事でまとめています。
▶ビニャレスの観光ガイドはこちら
▶トリニダッドの観光ガイドはこちら
Wi-Fi・インターネット事情
キューバはインターネット事情がかなり特殊です。
日本のように自由にネットが使える環境ではありません。
・Wi-Fiがかなり遅い
・停電でネットが使えなくなることがある
・ホテルWi-Fiも不安定
・VPNが必要になることもある
また、オフラインマップは必須レベルです。
事前にGoogle Mapsのオフライン保存をおすすめします。
SIMカードやVPNについては、下記の記事で詳しく解説しています。
▶キューバのSIMカード・インターネット完全ガイド
まとめ
ハバナは、他の国では味わえない独特な雰囲気を持つ都市です。
世界遺産の街並み、クラシックカー、社会主義国家ならではの文化など、唯一無二の体験ができます。
一方で、ネット環境や現金事情など、日本とはかなり違う部分も多い国です。
事前準備をしっかり行い、ぜひハバナ観光を楽しんでください。




コメント