オアハカを訪れるなら、絶対に外せない観光スポットがモンテアルバンです。
市内から約20〜30分でアクセスできる立地の良さに加え、世界遺産にも登録されていることから、多くの旅行者が訪れる人気の遺跡となっています。
山の上に広がる広大な遺跡と、オアハカの街を一望できる絶景はここでしか味わえません。
実際に訪れてみると、そのスケールの大きさと開放感に圧倒され、「オアハカに来てよかった」と感じるはずです。
オアハカ観光でどこに行くべきか迷っているなら、まず最初に訪れるべき場所です。
この記事では、モンテアルバンの行き方や見どころ、入場料、注意点まで詳しく解説します。初めて訪れる方でも安心して観光できるようにまとめているので、ぜひ参考にしてください。
オアハカの中心部観光とモンテアルバン以外の観光地は下記にまとめています。
▶オアハカ観光ガイド
▶オアハカ周辺の観光地を1日で回るツアー解説(イエルべ・エル・アグア、ミトラ遺跡、トゥーレの木)
モンテアルバンとは
モンテアルバン(Monte Albán)は、メキシコ・オアハカ近郊にある古代遺跡で、サポテカ文明の中心都市として栄えた場所です。
紀元前500年ごろに建設され、約1,000年以上にわたって繁栄しました。
※サポテカ文明については、記事の最後でマヤ文明やアステカ文明との違いも含めて解説しています。
この遺跡の最大の特徴は、山の頂上を人工的に削って作られた都市である点です。
標高約400mの山の上に広大な都市が築かれており、当時としては非常に高度な都市計画が行われていました。
現在では、オアハカを代表する観光スポットとして知られており、広大な遺跡と開放的な景色を同時に楽しめるのが魅力です。
特に、オアハカの街を一望できるロケーションは、訪れた人の多くが印象に残るポイントとなっています。
また、モンテアルバンは1987年に「オアハカ歴史地区とモンテ・アルバンの考古遺跡」として世界遺産に登録されています。

行き方(おすすめはバス)
モンテアルバンへは、オアハカ市内から簡単にアクセスできます。
メトロポリタン大聖堂の前の観光情報センターで聞いたところ、バスとバンで行けると言われましたが、バンの乗り場は見つからず、バスで行きました。

行きも帰りも緑色のバスで特徴的なので、どのバスか迷うことはありません。

バスはエアコンがありませんが、窓が基本的に全開のため、そこまで暑くはありません。
バス
出発地:Viajes Turisticos Mitla(ホテル・リベラ・デル・アンヘルの前)
料金:往復130ペソ(≒1,170円)
所要時間:約20〜30分
バスが一番簡単でコスパが良い移動手段です。
本数は1時間に1本ぐらい出ています。
バン
メトロポリタン大聖堂前で訪ねたときに、すぐそこの角曲がったところで乗れると言われたのですが、見つからず、手に入れた情報だけ書いておきます。
バスはエアコンがありませんが、バンはエアコン付きとのことで、インフォメーションセンターのお姉さんは、こちらをおすすめしていました。
出発地:ソカロ付近
料金:往復180ペソ(≒1,620円)

ここに行けば、旅行関連の情報を色々教えてくれるので、もしバンで行きたい場合は聞いてみてください。
タクシー
タクシーの場合は、運転手との交渉になります。
また、タクシーは駐車場で待っててくれないとのことで、何時に迎えに来るかなど事前に指定が必要です。
料金:片道150〜250ペソ程度
ツアー
別記事で紹介しているミトラ遺跡などをモンテ・アルバンと一緒に回るツアーは、僕たちが知る限りありませんでしたが、モンテ・アルバンに行けて、他のアクティビティもできるツアーがあります。
料金は詳しく聞いていませんが、オアハカの伝統的な焼き物(Barro Negro)を勉強したり、メスカルのツアーと複合しているものもあるため、ツアーに参加するのもありだと思います。

ここでモンテアルバンの往復チケットを買えます。店頭にいるおばさんが、「Monte Alban?」と声をかけてくれます。

旅行代理店でもあるので、ツアーもやっています。
入場料・所要時間
入場料
- 外国人:210ペソ
- メキシコ人・居住者:105ペソ(半額)
入場料には、モンテ・アルバン遺跡への入場と、博物館への入場が含まれています。
所要時間
2~3時間ほど
僕たちは、そこまで説明をじっくり読んだわけではありませんが、それでも全部回るのに2時間ほどかかりました。
遺跡が思ったより広いので、先に遺跡を見てから博物館に行って時間を調整することをおすすめします。

駐車場から徒歩2,3分でモンテ・アルバンの入場ゲートに着きます。
見どころ
モンテアルバンは非常に広く、見どころも多い遺跡です。代表的なスポットを紹介します。
大広場(Gran Plaza)
遺跡の中心にある広大な広場です。両側にピラミッドや建造物が並び、モンテアルバンの象徴的な景色が広がります。とにかくスケールが大きく、「古代都市に来た」という実感が一気に湧く場所です。

入り口から15分くらいは、割と遺跡感がないのですが、この大広間に来た瞬間に、遺跡に来た実感がいきなりやってきます。
パティオ・フンディード(Patio Hundido)
地面が一段下がった構造になっている広場で、モンテアルバンの中でも特徴的な空間の一つです。
「ウンディード(Hundido)」はスペイン語で「沈んだ」という意味で、その名の通り周囲より低い位置に作られています。
儀式や宗教的な用途で使われていたと考えられており、他の広場とは異なる独特の雰囲気を感じることができます。

サポテカ文明でも、生贄の儀式が行われていたと考えられています。ここの祭壇で人が死んでいたと考えるとちょっとおぞましいですね。
南のプラットフォーム(Plataforma Sur)
モンテアルバンで最もおすすめの絶景スポットです。高台からオアハカの街と山々を一望できます。写真を撮るならここは絶対に外せません。

頂上から見下ろす遺跡は下から見るものとまた違った雰囲気が味わえます。

オアハカの街も一望できる絶景スポットです。
ロス・ダンサンテス(Los Danzantes)
石に刻まれた人物像の彫刻群です。踊っているように見えることから「ダンサンテス」と呼ばれています。実際には捕虜や犠牲者を表しているとも言われており、歴史的にも非常に興味深いポイントです。

これは博物館に展示されていたものですが、外にも展示があります。
天文台(Observatorio)
他の建造物とは異なる角度で建てられている独特な構造の建物です。天体観測に使われていたと考えられています。

この建物だけ、広場の中で異彩を放っています。
博物館
モンテアルバンには小さな博物館が併設されています。
- 出土品(仮面・装飾品・土器など)を展示
- 規模は大きくないが理解が深まる
時間があれば、遺跡見学の前後に立ち寄るのがおすすめです。
全部詳しく見ても30分はかからないぐらいの大きさです。

こういった出土品以外にも人骨や土器など様々なものが展示されています。
レストラン
遺跡内にはレストランもあります。
- 景色を見ながら食事ができる
- 価格はやや高め
休憩を兼ねて利用するのもありです。

帰りのバスの時間もあったので、行きませんでしたが、入り口から見える景色が既に絶景だったので、時間に余裕があれば、行くのもありだと思います。
注意点
モンテアルバンを訪れる際は、以下の点に注意してください。
- 日差しが非常に強い
- 日陰がほとんどない
- 水・帽子・日焼け止めは必須
- 歩く距離が長いので歩きやすい靴が必要
- 標高が高く、体力を消耗しやすい
早朝または夕方に行くと比較的快適です。
僕たちは、13:30着で16:00のバスで帰りましたが、日差しが強く暑かったので、もう一本後のバスにした方が良かったと思いました。

14:00セントロ発、17:00モンテ・アルバン発の方が気候的にも人の混み方的にもよさそうでした。
おすすめの回り方
効率よく回るなら、以下の順番がおすすめです。
- 入場
- 大広場
- パティオ・フンディード
- ダンサンテス
- 南のプラットフォーム
- 天文台
- 博物館

まとめ
モンテアルバンは、オアハカ観光で外せない世界遺産の一つです。
山の上に築かれた壮大な古代都市と、圧倒的な景色はここでしか体験できません。歴史・景色・スケールすべてを楽しめるため、オアハカ観光でどこに行くべきか迷っているなら、まず最初に訪れるべき場所です。

追加情報:サポテカ文明とは?マヤ・アステカとの違い
モンテアルバンを理解するうえで欠かせないのが、ここで栄えたサポテカ文明です。
サポテカ文明は、オアハカ地方を中心に紀元前500年ごろから発展した、メソアメリカでも非常に古い文明の一つです。
独自の文字や暦を持ち、天文学や建築技術にも優れており、モンテアルバンはその政治・宗教の中心都市として機能していました。
メキシコの古代文明というと、マヤ文明やアステカ文明が有名ですが、それぞれ特徴が異なります。
マヤ文明は、現在のユカタン半島やグアテマラ周辺で栄え、天文学や数学が高度に発達し、精密な暦を持っていたことで知られています。
一方、アステカ文明はメキシコシティ周辺で発展し、戦争と支配によって勢力を拡大した比較的新しい文明です。
それに対してサポテカ文明は、これらよりも古い時代からオアハカを中心に発展し、山の上に都市を築くという独自のスタイルを持っていました。
後の時代にはミシュテカ文明にも引き継がれ、この地域の文化の基盤となっています。
アステカ文明の遺跡は、メキシコシティのテオティワカン遺跡が有名です。
下記の記事でまとめているので、興味があれば読んでみてください。
▶テオティワカン遺跡の記事



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