オリサバで1週間ほどゆっくり過ごした後、僕たちはメキシコ北部を目指す旅に出ることにしました。
ルートはメキシコシティ→トゥーラ→トラントンゴ→ケレタロ→サンミゲルデアジェンデ→モンテレイ。
久しぶりの長距離移動で、少し不安もありつつ、それ以上にワクワクしていたのを覚えています。
1か月ぶりのメキシコシティ
まずは1か月ぶりのメキシコシティ。結婚後初のメキシコシティで、実はちょうど1か月ぶりでした。
今回立ち寄った理由は、日本大使館に婚姻届けを出すためです。
郵送でも提出できるのですが、妻がオリサバからサンルイスポトシに書類をDHLで送ったときに約5,000円もかかっていて、「これは絶対に嫌だ」と思い、大使館に直接行くことにしました。

大使館の入っているビル。結構ちゃんとしたセキュリティを抜けて、久しぶりに日本を感じました。
久しぶりに日本語で会話をして、少し安心感を感じつつ、手続き自体はかなりスムーズに終了。その後はタコスデカナスタを食べる。やっぱりメキシコシティの屋台はレベルが高い。

宿の目の前にあったタコスデカナスタ(蒸しタコス)。あまり妻の実家(オリサバ)では見かけないため、約1か月ぶりでした。
トゥーラへバス移動
翌日はトゥーラ(Tula)へ。メキシコシティ北バスターミナルに来るのは久しぶり。
直通バスは10ペソ(約90円)ほど高く、196ペソ(約1,764円)ですが、早く着くとのことで迷わず直通を選びました。

今回はOvnibusという会社を使いましたが、これが想像以上に良くて驚きました。
普段はAUやADOという会社だけど、それと比べて設備は良く、むしろ価格は半額くらい。
正直、「もうAU使わなくていいのでは?」と思ってしまうレベルでした。

もちろんバスにはトイレ付き。シート間のスペースもゆったりしていて、日本のグリーン車レベルの設備でした。
2時間ほどでトゥーラに到着。
想像していたよりも、かなりローカルなバスターミナルに少しびっくりしながらも、ロビーへ。

止まっているバスが、長距離バスではなくて、ローカルなバスの時点でお察しのローカルさ。
バスターミナルでの出会い
バスターミナルで次の目的地であるイスミキルパン(Ixmiquilpan)への行き方を調べますが、ネットに情報がほとんどなく、苦戦。
窓口で聞いていると、後ろから声をかけられました。
「もしかして、トゥーラ遺跡行く?」
正直、新手の詐欺かと思いましたが違いました。彼の名はアンダーソン。
コロンビアから来た観光客でした。続けて、
「一緒に行くならタクシー代を割ろう」
という提案で、願ってもない話だったので、そのまま一緒に行くことにしました。
こういう出会いがあるのが旅の面白いところです。トゥーラ遺跡へはタクシーで。
何人かに聞いたところ、どこも60ペソ(約540円)とのことで、そのまま60ペソで乗車しました。

助手席にいるのがアンダーソン。僕がスペイン語話せないと思って(あたりですが)、Google翻訳を片手に話しかけてくれたので、それだけで良い人だと分かりました(笑)
トゥーラ遺跡はまさかのガラガラ
到着してまず思ったのが、「人がいない…」ということ。
テオティワカン遺跡やチョルーラ、モンテ・アルバンと比べても圧倒的に人が少ないです。
有名な遺跡で、この空き具合は逆にありがたく、写真も撮りやすく、
かなりゆっくり見て回ることができました。

メインの大広場にも誰もいません。正確には、自分たちを含めて同時にいたのは10名ほど。敷地的にはテオティワカン遺跡の半分ほど。かなり広大な遺跡を独り占めできる気持ちよさがあります。
アンダーソンとも少し話をしましたが、コロンビア人でスペイン語が話せても、
文化などが違いすぎてきっちり外国に来た気分とのこと。
食文化なども違いすぎるので、色々メキシコで食べるべきグルメなどを聞かれ、
逆に僕たちはコロンビアでのおすすめを色々教えてもらいました。

アンダーソンに撮ってもらった2ショット。一緒に行動すると写真を撮ってもらえたり、逆に撮ってあげたりなどで、メリットだらけでした。
トゥーラ遺跡についてはガイドをまとめたので、興味があれば読んでみてください。
▶トゥーラ遺跡観光ガイドはこちら
さよならは突然に
遺跡を一通り見終えた後は、セントロ方面(街の中心部)へ。
帰りは流しのタクシーで30ペソ(約270円)でした。
行きの半額なので、完全に観光客価格だったとここで気づきましたが、まああるある・・・

トゥーラのセントロは大きな教会しかない!!
アンダーソンにこの後どうするのか聞くと、明後日にはコロンビアに帰るとのこと。
この日はメキシコシティに戻ってルチャリブレを見るとのことでした。
そりゃメキシコ国内をバスで移動している自分たちのスタイルは珍しいか、、、
と思いながら、お互い笑いながら別れました。
「今度はコロンビアで会おう」と約束してお別れ。

ありがとうアンダーソン。
ローカルバスでイスミキルパンへ
別れた後はセントロで一休み。
中心部に日本食レストランがあったので、行ってみる。
味は・・・まあ・・・うん・・・って感じ。

レストランからの眺めが良かったのが、せめてもの救い。
一休み後、バスターミナルに戻るとイスミキルパンへの直通バスはないとのことで、まずは隣町までのチケットを購入。
スペイン語の説明なので、隣町乗り換えを理解せず、2人で38ペソ(約342円)に胸を躍らせてました。
結構年季の入ったのローカルバスで20分ほど移動し、次のバスターミナルに到着。

またこのバスターミナルが「これバスターミナル?」と思うくらい小さく、窓口も一つしかありません。
ただ迷いようがないので、その点では楽かと思いました(笑)

しかもバス会社の名前なども書いていないから、メキシコ人の妻でもローカルすぎて不安に(笑)
ここでイスミキルパン行きのチケットを購入し、さらに別のローカルバスへ乗り換え。
2人分のチケットで92ペソ(約828円)。
1時間半ほど乗るのに安すぎない!?と思いつつも、バスを待つ。
出発時刻を10分過ぎてもバスが来なかったので、不安になりながらも無事乗車。


バス自体は、メキシコで街中を走っているぼろいローカルバスと一緒。長距離乗るようじゃないよなと思いつつ乗ってました。
車で1時間半ほどの距離ですが、ローカルバスなのでとにかく止まる。止まる。
途中で何度も「これ本当に着くのか?」と思いながら乗っていましたが、
最終的には1時間40分ほどでイスミキルパンに到着。
夜の到着と小さな安心
着いた頃にはすでに真っ暗で、人通りも少なく、正直かなり怖い雰囲気でした。
すぐにタクシーを見つけてAirbnbへ向かいます。特にトラブルに巻き込まれることもなく無事到着。
ホストの方と少し話をして、無事にチェックイン。
いい人そうだったこともあり、2人でホッとしました。

次の日の朝食を買いに近くのマーケットへ。
ローカルマーケットで色々試食しながら、フルーツを買えるのは、一つの醍醐味。

宿に帰ると、ホストの方が心配して家の前で待っていてくれました。
こういう気遣いは本当にありがたい。
次回予告|トラントンゴへ
次回はいよいよトラントンゴ(Tolantongo)へ向かいます。
絶景温泉として有名な場所ですが、実はここに行くまでがなかなか大変です。
どんな旅になるのか、ぜひ次回も読んでいただけると嬉しいです。
トラントンゴは別にガイド記事も書いているので、そちらもあわせて読んでみてください。
▶トラントンゴのガイド記事はこちら

マーケットで嬉しそうにスイカの試食をするメキシコ妻。ローカルマーケットで買うフルーツは新鮮でおいしいです。



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