メキシコシティから日帰りで行ける遺跡として、「トゥーラ遺跡(Tula)」が気になっている方も多いのではないでしょうか。テオティワカンほど有名ではありませんが、観光客が少なく、落ち着いて観光できる穴場スポットです。
「トゥーラ遺跡の行き方は?」「見どころはある?」「テオティワカンとどっちに行くべき?」といった疑問を持っている方も多いと思います。
この記事では、実際に訪れた体験をもとに、トゥーラ遺跡の行き方、入場料(210ペソ=約1,890円)、見どころ、テオティワカンとの違いまで分かりやすく解説します。
特に「有名観光地はもう行った」「人が少ない遺跡をゆっくり楽しみたい」という方にはぴったりの内容です。
トゥーラ遺跡とは
トゥーラ遺跡は、トルテカ文明の中心地として栄えた都市遺跡です。9世紀〜12世紀頃に繁栄したとされ、後のアステカ文明にも影響を与えた重要な存在です。
最大の特徴は、戦士をかたどった巨大な石像「アトランティス像」で、トルテカ文明の軍事的な性格を象徴しています。
テオティワカンとは異なる時代・文明の遺跡のため、雰囲気も異なります。
トゥーラ遺跡はメキシコシティから日帰りで行ける場所にあるので、観光客にも人気のスポットですが、テオティワカン遺跡よりも知名度が低いため、穴場のスポットでもあります。

トルテカ文明の戦士像、アトランティス像が一番有名です。
メキシコシティからのアクセス(行き方)
メキシコシティからは北バスターミナルからバスでアクセスできます。
最寄駅:Autobuses del Norte(地下鉄5号線)
北バスターミナルまではメトロでアクセスできるので、メトロの乗り方を知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
▶メキシコシティメトロ完全ガイド
・バス会社:OVNIBUS / OMNIBUS
・料金:片道186ペソ(直行196ペソ)
・所要時間:約2時間
バスは30分に1本出ていて、本数もあり、日帰りでの観光が可能です。


今回僕たちは、Ovnibusで行きました。北バスターミナルに入ってひたすら左側に進むとカウンターがあります。
隣がテオティワカン遺跡へのバスカウンターになっているので、すぐわかると思います。
メキシコの長距離バスの乗り方は下記の記事にもまとめています。
▶メキシコの長距離バスの乗り方はこちら
トゥーラのバスターミナルから遺跡への行き方
バスターミナルから遺跡までは少し距離があります。
・タクシー:30〜60ペソ(交渉次第)
・コレクティーボ(乗り合いバン):12〜13ペソ
・所要時間:約10分
コレクティーボはセントロ周辺から出ています。
トゥーラではUberやDiDiは使えないため注意してください。
徒歩でも行けなくはありませんが、坂道が続くためタクシーの利用がおすすめです。

タクシーはバスターミナル出てすぐ左かセントロ付近に固まって止まっています。運転手に話しかけ、事前に料金を決めてから行きましょう。
また、観光客に対しては高めに言ってくるようで、行きは60ペソ(約540円)、帰りは30ペソ(約270円)でした。

コレクティーボ(乗り合いバン)はセントロ近くの橋の部分から出ています。セントロへはバスターミナルから歩いて5~10分ほどなので、コレクティーボを使いたい場合は、ここに来ると見つかります。
Google Mapだと下記のあたりにコレクティーボが停まっています。フロントガラスを見て、Zona Arqueológica de Tula行きを見つけましょう。
帰り方
帰りは遺跡の入り口付近でコレクティーボやタクシーを拾えます。
バスターミナルに戻ればメキシコシティ行きのバスのチケットを買えます。
遺跡の駐車場までタクシーが入ってきたりしないため、チケット売り場から歩いてOxxo付近まで戻ってきましょう。

ここのOxxoの駐車場で待っているとCentro行きのコレクティーボかタクシーが来るので、合図を出して乗りましょう。
入場料・営業時間
・入場料:210ペソ(約1,890円/メキシコ人は半額)
・営業時間:8:00〜17:00(最終入場16:00目安)

所要時間の目安
観光にかかる時間は約2時間程度です。
テオティワカン遺跡と比べると規模は小さく、見どころも多くはありませんが、その分コンパクトに回ることができ、人が少ない観光地を楽しめます。

見どころ
アトランティス像(戦士像)
トゥーラ遺跡で最も有名なのが、ピラミッドBの上に立つ「アトランティス像」です。高さ約4.5メートルの巨大な石像で、トルテカの戦士を表しています。
実際にピラミッドに登ることができ、間近で見ることができるのが大きな魅力です。武器や装飾まで細かく彫られており、見応えがあります。



トゥーラのピラミッドはテオティワカン遺跡の月のピラミッドよりも階段の傾斜が緩やかで登りやすいです。
アトランティス像は、当時は屋根で保護されていたそうですが、既に屋根は壊れてしまって、取り除かれています。
ピラミッドB
アトランティス像が立っているのがこのピラミッドBです。
テオティワカンのピラミッドと比べると規模は小さいですが、登ることができるため、上から遺跡全体を見渡すことができます。人も少ないため、ゆっくり景色を楽しめるのもポイントです。


球戯場(Juego de Pelota)
古代メソアメリカ文化に欠かせない球技が行われていた場所です。
球技は決闘のような意味も持っていたらしく、負けた方は即死刑となり、首を飛ばされたらしいです。


奥の球戯場で負けた人の首を手前のエリアで飾っていたらしいです。趣味悪すぎる(笑)
サボテンなどの自然景観
トゥーラ遺跡の魅力は遺跡だけではありません。敷地内には多くのサボテンや乾燥地帯特有の植物が生えており、メキシコらしい自然も楽しむことができます。
大きなサボテンから小さなものまでさまざまな種類を見ることができ、遺跡と自然が一体となった独特の景観が広がっています。写真スポットとしてもおすすめです。



サボテンの花など、日本では中々見れないものも見れます。ちなみに、花が咲いているサボテン(Nopales)は食用としても食べられていて、メキシコシティでタコスを食べるとタコスに乗ってることがあります。
博物館(Museo de Sitio)
遺跡の入り口付近には小さな博物館があります。
出土品や模型、解説パネルなどが展示されており、遺跡の理解を深めることができます。時間に余裕があれば立ち寄るのがおすすめです。


テオティワカン遺跡との比較
テオティワカン遺跡と比べると、トゥーラ遺跡は規模では劣りますが、人が少なくゆっくり見られるのが大きな魅力です。
また、文明や時代が異なるため、雰囲気も違います。観光地化されすぎていない、ローカル感の強い遺跡を楽しみたい方には特におすすめです。

治安・注意点
全体的にローカル感が強いエリアではありますが、セントロ付近に関しては特に危険を感じることはありませんでした。
ただし、夜間の行動や人気の少ない場所は避けるなど、基本的な注意は必要です。
また、遺跡内は日陰が少なく日差しが非常に強いため、帽子や日焼け対策は必須です。水分も事前に準備しておくと安心です。

トゥーラの中心地です。トゥーラは遺跡以外に見るところが本当に無いので、日帰り旅行がおすすめです。特に1泊する必要はないかと思いました。
まとめ
トゥーラ遺跡は、メキシコシティから日帰りで行ける穴場の遺跡です。
テオティワカンほどの規模や迫力はありませんが、その分人が少なく、落ち着いて観光できるのが魅力です。
メキシコの遺跡をいくつか見てみたい方や、有名観光地に飽きた方には特におすすめです。
テオティワカン遺跡については下記の記事でまとめています。
▶テオティワカン遺跡の記事




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