世界一周ワクチン節約術|日本とタイで分けて打った実体験

世界一周準備編

前回の記事では、
世界一周の保険はどうするかについて書きました。

保険と同じで、
ワクチンも「全部やると高い」「でも削りすぎると危険」という分野。

そこでこの記事では、
僕が実際にやった「日本とタイで分けて打つ」ワクチン節約術を、
体験ベースでまとめます。

なぜ世界一周でワクチンが必要なのか

① 入国条件として必須の国がある

代表的なのが黄熱病
アフリカの一部の国では、

  • 黄熱病ワクチンの接種
  • 国際予防接種証明書(イエローカード)

入国条件になっています。

渡航する国が決まっているわけではありませんが、
「行く予定がないから打たない」と決めてしまうと、
あとから行きたくなった国に入れない、という事態も起きます。

② 日本ではほぼ見ない感染症が普通にある

  • 狂犬病
  • 腸チフス
  • A/B型肝炎
  • 破傷風

これらは日本ではほぼ聞きませんが、
発展途上国では日常的なリスクです。
黄熱病と違い、上記の病気はアフリカ以外の地域でも流行っているため、
打っておいて損はないかと思います。

日本でワクチンを受けられる場所

世界一周前に、まずワクチンを受けられる場所を調べました。

僕が利用したのはClinic forのトラベルワクチンです。
下記からワクチンの一覧を見ることができます。
クリニックフォアグループ トラベルワクチン一覧 | CLINIC FOR

Clinic for では、世界一周向けの主要ワクチンを一通り受けることができます。
複数回接種が必要なワクチン(AB型肝炎と狂犬病)は、スケジュール管理のしやすさから日本で受けました。

一方で、黄熱病は日本国内でも接種できる医療機関(検疫所など)が限られており、
例えば、東京検疫所は事前予約必須、お台場の方でアクセスが悪く、料金も17,680円のため、
もっと安く受けられる方法がないかネットで調べました。
参考までに東京検疫所のリンクも下に貼っておきます。
黄熱ワクチンを受けられる方

タイでのワクチン接種

バックパッカーの先人たちはタイでワクチンを受けている情報を目にしました。
また、元々年末にタイを5日間旅行する予定がありました。

ワクチン目的で海外に行くのは本末転倒ですが、
「どうせ行くなら、旅行のついでに打てるものは打とう」
と考え、タイでワクチンを打ってきました。

またワクチンについては、

  • 複数回接種が必要なワクチン → 日本
  • 1回で完結するワクチン → タイ

という形で分けることにしました。

5日間の滞在では2回目が必要なワクチンは打てないため、
タイでは単発で終わるワクチンのみに絞っています。

タイで受けたワクチン|スネークファーム

タイ・バンコクで利用したのが
Thai Red Cross Snake Farm
です。

世界一周者やバックパッカーの定番スポットとして有名です。

タイで受けたもの

  • 黄熱病
  • 腸チフス
  • 破傷風・ジフテリア・百日咳(Tdap)

主要ワクチンをClinic forで打った場合とタイで受けた場合の料金の比較表を作りました。
参考になれば幸いです。
狂犬病は料金表に書いてなかったので、不明ですが、ネット上で受けている方が多数いるので、受けられるかと思います。

ワクチン日本タイ(THB)タイ(円換算)
黄熱病17,680円1,550THB7,750円
A・B型肝炎混合14,800円1,150THB5,750円
狂犬病14,800円不明
破傷風・ジフテリア・百日咳9,800円700THB3,500円
腸チフス11,000円570THB2,850円
日本脳炎9,000円600THB3,000円
ポリオ10,000円500THB2,500円
髄膜炎菌24,000円2,550THB12,750円

※1バーツ=5円

タイでワクチンを打つ流れ

① 予約なしで当日受付

基本的に事前予約は不要
営業時間内にそのまま行きました。

黄熱病などは在庫切れの可能性もあるみたいなので、
午前中に行くのがおすすめです。

② 受付・書類記入

  • パスポート提示
  • 受けたいワクチンを伝える
  • 簡単な申込書を記入
  • 血圧の測定

英語は簡単なもので問題ありません。

③ 医師の確認 → 接種

体調やアレルギーの確認、今まで接種したワクチンの確認後、
すぐに接種。日本と変わらない流れです。

④ 支払い

クレジットカードが使えないので、
現金(タイバーツ)を用意しておくと安心です。

⑤ 接種証明書

ワクチンを受けた後は、接種証明書をその場で受け取れます。

受付から接種証明書受け取りまで約1時間ぐらいで終了したかと思います。

受付の様子、施設の入り口でワクチンを受けたい旨を伝えると左奥の受付へ行けと言われます。

渡されたワクチン料金表。黄熱病の記載はありませんが、口頭で頼めば大丈夫でした。

今回のワクチンで実際に節約できた金額

今回、僕がタイで接種したワクチンは以下の3つです。

  • 黄熱病
  • 腸チフス
  • 破傷風・ジフテリア・百日咳(Tdap)

もしこれらをすべて日本で接種した場合の合計金額は、

  • 黄熱病:17,680円
  • 腸チフス:11,000円
  • 破傷風・ジフテリア・百日咳:9,800円

合計:38,480円

一方、同じワクチンをタイ(スネークファーム)で接種した場合は、

  • 黄熱病:7,750円
  • 腸チフス:2,850円
  • 破傷風・ジフテリア・百日咳:3,500円

合計:14,100円

つまり今回、
👉 38,480円 − 14,100円 = 24,380円
約2万4千円の節約ができました。

2025年12月に行って、円安がすごかったので、
正直ここまで差が出るとは思っていませんでした。

日本で接種したワクチンは、

  • A/B型肝炎複合:14,800円 x 3 = 44,400円
  • 狂犬病:14,800円 x 2 = 29,600円

合計:74,000円

日本とタイで接種したワクチンを合計すると9万円弱となりましたが、
どの病気も感染したら命にかかわるものなので、しょうがないと自分に言い聞かせます(笑)

ワクチンは「できる限りタイで打つ」のが一番安い

今回の経験からの結論は、

ワクチン費用を抑えたいなら、
打てるものはできる限りタイで打つ。

これが、世界一周ワクチンを
一番シンプルに、確実に安く済ませるコツだと思います。

もちろん、タイまでわざわざワクチンのためだけに行くのは航空機代も入ってきてしまうので、
旅の途中でチャンスがあれば、おすすめの方法だと思います。

特に今回はタイのローカルバスに乗っていったため、冒険+ワクチン接種という貴重な体験ができました。

タイのローカルバス、エアコンもないバスでボロボロでしたが、冒険している感が良かったです。

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