【世界一周の記録 #11】遂にメキシコで結婚式

メキシコ

メキシコシティでのドレス調整を終え、結婚式はいよいよ目前となった前回
最終準備のためオリサバへ戻り、そのまま結婚式当日を迎える。

気づけば約1か月の準備もあっという間だった。
そしてこの日は、いかにもメキシコらしい一日になった。

結婚式最終準備 オリサバ編

結婚式まで1週間を切り、オリサバへ戻ってきた。

やはりメキシコシティの忙しさよりも、オリサバの落ち着いた空気の方がしっくりくる。
この街には、どこか安心感がある。

そして、最終の買い出しへ出かける。

バスケットやピニャタ(日本でいうくす玉のようなもの)を購入する。
結婚式というより、もはやパーティーの準備である。

買ったものを2人で抱えながら、家まで30分歩く。
ただ、この街、アジア人がほとんどいない。

そんな中で、ピニャタを持って歩くアジア人。
目立たないわけがない。

視線を、完全に独り占めしていた。
ちょっとした有名人である。

前日まで結婚式で使う花を買うため、ローカルマーケットを回る。
準備も佳境に入ったなあと思いつつ、前日の夜まで疲れ果て、ベッドで泥のように眠った。

交代でピニャタを持って帰る。中身は空だから重くないものの、とにかく大きかった。

結婚式のアーチ、卓上の花も手作りで用意。時間を生贄に費用を節約する無職カップルの作戦。

結婚式当日

結婚式当日。

不思議なことに、緊張はほとんどなかった。
それよりも、「ここまで無事にこの日を迎えられた」という安心感の方が強かった。

朝早くから会場へ向かう。

メキシコ妻の家族がすでに来ていて、準備を手伝ってくれていた。
装飾を一緒に進めていく。

業者に任せるようなことも、家族に手伝ってもらって作り上げていく。
準備を進めているうちに、開始時間が近づいてくる。

ゲストも少しずつ集まり始め、挨拶をして回る。
その中で、ようやく実感が湧いてくる。

「ああ、本当に始まるんだな」と。

手続きを行うジャッジも到着し、
あとは彼女を待つだけになった。

セレモニー開始

そして、彼女が到着した。

入場のBGMが流れる。

ゆっくりと歩いてくる彼女。
ベールに包まれていて、顔ははっきりとは見えない。

それでも分かる。きれいだ。

正直、その瞬間に少しだけ緊張した。

今までの準備とか、いろんなことが一瞬で頭をよぎる。
でも、不思議と不安はない。

ただ、「この人と結婚するんだな」という実感だけがあった。

誓いと手続き

セレモニーは想像していたよりもシンプルで、
でもしっかりと重みがあった。

ジャッジの指示に従い、誓いの言葉を交わし、サインをする。

これで正式に夫婦になる。

あっけないと言えばあっけないが、
逆にそれがリアルでもある。

長い準備期間を経て、一瞬で関係が変わる。

思えば、準備期間は自分も妻もタスクに追われて、
ストレスを感じていたが、これで報われた気がした。

セレモニーの最後に、ジャッジが気を利かせて、
「おめでとう、良い旅を」と日本語で言ってくれた。

良い人生の旅をという意味で日本語にしてくれたが、
図らずもこれから世界旅行に出る自分たちの状況に重なった。

パーティーとメキシコらしさ

セレモニーが終わると、一気に雰囲気が変わる。

ここからは完全にパーティーである。

音楽が流れ、みんな踊り、飲み、食べる。

DJが流す曲もカオスで、ラテン系の音楽を中心に
江南スタイル、BIGBANG、BTS、そしてもちろんバッド・バニーも流れる。

国籍もジャンルも関係ない。盛り上がれば正義である。

そして自然と始まるダンス大会。

ゲイの友人、レズビアンの友人も多かったので、
みんながそれぞれのスタイルで踊りまくる。

誰が主役かなんて関係ない。
全員が楽しんだ者勝ちである。

これがメキシコのいいところだと思う。

自由で、オープンで、とにかく明るい。

そして、周りに煽られながら渡されたビールを一気飲みした。
飲み干すと、一斉に声が上がる。

「Kei hermano, ya eres Mexicano!!!」(Kei、兄弟、お前はもうメキシコ人だ!!!)

その瞬間、思った。「メキシコのノリだなあ!」と。

そしてもちろん、ピニャタも登場。

子どもも大人も関係なく盛り上がる。
これがメキシコの結婚式である。

結婚式というより、「結婚式を口実にみんなで祝う日」という感じが強かった。

少年野球、中学野球を7年間頑張った甲斐があった。まさかメキシコのパーティで役に立つとは思ってもいなかった(笑)

Cabanaで過ごす夜

パーティーが終わり、その夜はそのままCabanaへ。

この日は特別に、少し良い場所に泊まることにした。

オリサバの中心地から車で40分ほど、街の喧騒から離れて、静かな空間。
さっきまでの賑やかさが嘘みたいである。

2人で落ち着いて話しながら、
ゆっくりと時間を過ごして、結婚式の疲れを癒す。

すると、どこからか一匹の野良猫が現れた。

気づけばロッジの中まで入り込んできて、
そのまま当たり前のように居座る。

そして、そのまま一緒に寝ることになった。

まるで「おめでとう」と言いに来たかのようだった。

猫まで祝ってくれている気がした。

まとめ

オリサバでの結婚式は、
間違いなく自分たちらしいものだった。

家族がいて、友達がいて、
音楽があって、ビールがあって、ダンスがあって、猫までいた。

少しバタバタして、でもちゃんと楽しかった。

そして何より、無事にこの日を迎えられたことがすべてである。

こうして、メキシコでの結婚が終わった。

そしてここから、
本当の意味での「世界一周」が始まる。

今後はメキシコ国内を回ってから、グアテマラに行く予定。
あくまで予定なので、変わっていくかと思う。

メキシコで日本人が結婚する際に必要な手続きについては、下記でまとめているので、参考ください。
▶メキシコで日本人(外国人)が結婚する方法|必要書類・手続き・費用まとめ

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