【世界一周の記録 #12】結婚後、初の小旅行。プエブラとチョルーラへ(1泊2日)

メキシコ

メキシコで結婚式を行った前回
約1か月にわたる急ピッチの準備もあり、2人とも完全に疲弊していた。

結婚式が終わってからは、2日ほど何もせず、ひたすら寝て過ごした。
ようやく体力が戻ってきたタイミングで、前々から話していた「メキシコ国内を回ろう」という計画を実行に移すことにした。

結婚後、初めての小旅行。
最初の行き先は、オリサバから比較的近いプエブラである。

オリサバからプエブラへ

オリサバからプエブラまでは長距離バスで通常300〜400ペソほどだが、今回は特別セールで200ペソほどでチケットを取ることができた。

朝、オリサバのバスターミナルへ向かう。
メキシコに来てから何度も長距離移動をしているので、このあたりはすでに慣れたものだ。

バスに揺られること約3時間。
プエブラのバスターミナル「CAPU」に到着した。

メキシコ国内は長距離バス移動が基本。もう3~4時間バスに乗って時間をつぶすのも慣れてきた。

到着してすぐにタクシーの客引きが一斉に声をかけてくるが、ここは慣れたもの。
華麗なステップでかわしながら、バスターミナルを抜ける。

門番のように待っているタクシーの客引き。全て回避してメトロバスターミナルへ向かう。

CAPUからセントロへ(軽く揉める)

問題はここからである。

CAPUからセントロへの行き方が分からない。
事前にメキシコ妻が調べてくれていたのだが、自分はローカルの人に確認した方がいいと思い、駅の係員に聞き回った。

「こっちで合ってるのか?」
「本当にこのバスでいいのか?」

メトロバスターミナル。プエブラが初めての自分は不安であったこともあり、係員にどうやって中心部に行くか聞いて回っていた。

何回か聞いているうちに、彼女の機嫌が明らかに悪くなっていくのが分かる。

当然と言えば当然。
すでに調べてくれていたのに、それを無視して別の人に聞き回っているのだから。

結果的に、彼女の言っていた通り、メトロバスで普通にセントロへ行けた。
最初から素直に従っていればよかっただけ。

結婚後、初の小さな衝突だった。

終点から乗ったこともあり、メトロバスは結構空いていた。ただ、中心部に近づくにつれて、かなり混んできた。

プエブラのセントロ

セントロに到着してすぐに理解した。

「あ、この街は人気出るな」と。

街並みがとにかくカラフルで美しい。
スペイン植民地時代の街並みがそのまま残っているらしく、歩いているだけで楽しい。

Calle de los duluces。プエブラの伝統的なお菓子を売っている通り。観光客も多く、装飾もカラフルだった。

フォトジェニックな建物が並び、その間に観光客向けのお土産屋が自然に溶け込んでいる。
観光地としての完成度が高い。

結婚式の準備でバタバタしていた日々から解放され、
ようやく「旅をしている」という感覚が戻ってきた。

街を歩きながら、プエブラ名物のお菓子を購入し、ホテルへチェックインした。

プエブラの名物、タラベラ焼きも街の至る所で売っていた。メキシコシティなどで売っているお土産よりクオリティが高い気がした。

グルメ(モレとセミータ)

ホテルで少し休むと、急にお腹が空いてきた。

プエブラといえば、モレ・ポブラーノとセミータ。
すでにすれ違って2人とも気になっていた店、テラス席で注文する。

それにしても、普通の道ですら絵になる街だ。

モレは見た目こそ独特、まあ日本のカレーも独特かと思いつつ食べる。美味しい。
セミータもボリュームがあり、満足感が高かった。

正直、他のメキシコの都市と比べても、レベルが高いと感じた。

テラス席から見える景色もきれいなので、待ち時間が苦にならなかった。

セミータは豚肉、チーズ、アボカドをサンドした大きいサンドイッチ。所々チポトレで辛味が来るのがアクセントになって美味しかった。

写真下側にある黒いソースがモレソース。プエブラのモレはあまり甘くなくて美味しかった。

夜の街歩き

メキシコは、昼と夜で街の雰囲気が大きく変わる。

良い意味でも、悪い意味でも。

少し休んでから夜の街に出てみると、プエブラは完全に「良い意味」の方だった。
ライトアップされた街並みと、人通りの多さで、安心して歩ける。

プエブラのセントロは夜も人が多く、ライトアップされているので、昼だけでなく、夜も街歩きが楽しめる。

昼とは違う表情の街を楽しみながら歩く。

小腹が空いたので、メキシコ妻が見つけてくれた屋台でストリートフードを食べて、その日は終了した。

見つけてくれたエローテ/エスキーテ(とうもろこしのストリートフード)の屋台。夜になるとParian Marketの裏側にタコスも含めて屋台が出ていた。

チョルーラへ

翌日は朝からチョルーラへ向かう。

チョルーラはプエブラの隣町で、巨大なピラミッドで有名な場所である。
バスで約30分、料金はたったの10ペソ。

メキシコの交通機関は本当に安い。

乗り込んだらすぐに出発して、ラッキーだった。バスの乗り方は別記事で解説しているので、そちらも読んでほしい。詳しくはこの記事の最後で。

チョルーラに到着すると、またしてもカラフルな街並みが広がる。
ただ、プエブラよりも人が少なく、落ち着いた雰囲気だ。

ゆっくり観光するには、こちらの方が好みかもしれない。

プエブラはザ・観光地という感じで観光客が多かったが、チョルーラは田舎の良さを残した観光地という雰囲気だった。

ピラミッドと教会

道端でアイスを買い、それを食べながらピラミッドへ向かう。

観光客向けのお店を横目に、頂上にある教会を目指す。
この時点でかなり不思議な光景である。

売っているものすべてがとてもメキシコっぽい。ピラミッド周辺にはこういうお土産屋がいっぱいあった。

ピラミッドの上に教会。

スペイン人が征服の象徴として建てたものらしいが、
なかなかにサディスティックな発想。
その思考の独創性、支配欲の高さに脱帽である。

ピラミッドの敷地内から撮った写真。あたかも我々は先住民を支配したと言わんばかりに教会が建っていた。

ここで気づいたのだが、チョルーラはやたらとアジア人が多い。
日本人の団体とも2回ほどすれ違った。

「こんなメキシコの田舎で何してるんだ?」と思ったが、
完全に特大のブーメランだったので、考えるのをやめた。

ピラミッドの敷地にも入り、歴史を軽く学びつつ観光を楽しんだ。

教会までの道は、結構きつかった。水を持っていくことをおすすめする。メキシコシティやプエブラでは見なかったが、意外なことに日本人観光客も多くびっくりした。

道のりはきつかったが、頂上からの景色は絶景だった。登る価値は全然あると思う。

まさかのオチ

気づけば、1泊2日はあっという間に終わっていた。

帰りはブラブラカーで相乗りしてオリサバへ戻る。
この時はまだ知らなかった。

まだ旅は終わっていないということを。

高速道路を走りながら、うとうとしていると——

「ドンッ!」

大きな音とともに車体が揺れた。

車を止めて確認すると、タイヤがパンクしていた。
どうやら何かを踏んだらしい。

運転手がスペアのタイヤを用意してくれていて助かった。割と慣れているのか、手際よくタイヤ交換を行ってくれた。

カルテルの封鎖、ゴミポイ捨て事件に続き、
またしてもトラブルである。

やはり、自分の旅には何かが起きるらしい。
ただ、驚くほど落ち着いていた。
「死ななければいっか」の精神が既に備わっているらしい。

運転手が手際よくタイヤを交換し、無事に再出発。
なんとかオリサバに帰還した。

メキシコの高速道路の側道で自撮り。もはやトラブルを楽しんでいるの図。

まとめ

こうして、結婚後初の小旅行は終わった。

疲れ切っていた状態から始まり、
少しの衝突もありながら、しっかりと旅を楽しめた2日間だった。

そして改めて思う。

やはり、旅にはトラブルがつきものである。

だが、それも含めて旅であり、
あとから振り返れば、すべてが良い思い出になる。

と、信じて旅を続けようと思った。

プエブラ・チョルーラの詳細な観光情報は別記事でまとめているので、こちらも読んでほしい。
▶プエブラ完全ガイド
▶チョルーラ完全ガイド

ピラミッドは登ってもよかったので、交代で登った。テオティワカン遺跡も登れるし、メキシコのピラミッドは割と登ってもいいもの扱いらしい。

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