メキシコで日本人(外国人)が結婚する方法|必要書類・手続き・費用まとめ

メキシコ旅情報

メキシコで結婚する場合、日本とは必要書類や手続きが大きく異なります。

特に外国人がメキシコで結婚する場合は

・出生証明書
・翻訳
・アポスティーユ
・健康診断

など、日本では聞き慣れない手続きが必要になります。

この記事では、実際にメキシコで結婚手続きを行った経験をもとに

  • メキシコで外国人が結婚する方法
  • 必要書類
  • 手続きの流れ
  • 実際にかかった費用

をまとめました。

メキシコで外国人が結婚する場合の公式情報

メキシコで外国人が必要な書類は下記のサイトにまとめられています。
※メキシコの州ごとに細かいところは違うみたいなので、書類を提出する州に確認した方が良いです。

メキシコ政府の結婚手続き情報
FOREIGN NATIONALS WISHING TO GET MARRIED IN MEXICO

ここに載っている書類は9種類。

必要になる書類

  1. パスポート
  2. メキシコに滞在(入国)許可がされたことを証明する書類(Visa等)
  3. 出生証明書(日本人の場合は、出生証明書の代わりに戸籍謄本)
  4. 結婚後に共有財産にするか別々の財産所有にするかの宣誓書
  5. 当事者どちらかもしくは両方が離婚歴があるか配偶者が死亡している場合、その証明書
  6. 健康診断書(メキシコ内で発行されたものに限る)
  7. 当事者のどちらかもしくは両方が未成年(18歳未満)の場合、保護者の同意書
  8. 4人の証人の身分証明書(州ごとに異なる)
  9. 外国で結婚することが法的に不可能でない証明(州ごとに異なる)

ちなみに、2,5,9はメキシコに公的に認められた翻訳者を使用してスペイン語版の翻訳書類を添付し、アポスティーユ認証も取得しなければなりません。後ほど解説します。
また、4の書類は市役所に行けば、書類をもらえるので、自分で準備する必要はありません。

僕の場合は、離婚歴がなく、成人のため5,7は必要なしでした。
また、今回結婚したベラクルス州では、9は必要なかったため、説明を省きます。

日本人の場合は出生証明書の代わりに戸籍謄本が必要

日本には出生証明書が存在しないため、代わりに

戸籍謄本(こせきとうほん)

を提出します。

これは日本人の

  • 生年月日
  • 家族関係
  • 婚姻状況

を証明する公式書類です。

戸籍謄本の取得方法

戸籍謄本は本籍地と戸籍筆頭人を知っていれば、市役所・区役所の窓口で申請できます。
以前は本籍地でしか発行できませんでしたが、現在は最寄りの市役所などでも発行できるようになっていて、
僕は、最寄りの役所で発行してもらいました。

必要なもの

  • 本人確認書類
  • 手数料(約450円)

30分ぐらいで発行できました。ああ、日本の役所手続きの丁寧さとスピーディさが恋しい(笑)

戸籍謄本にはアポスティーユが必要

メキシコで使用する日本の公文書には

アポスティーユ(Apostille)が必要です。

これは「この書類は日本の正式な公文書です」という国際認証です。

アポスティーユの取得方法

日本では外務省で取得できます。

申請方法は2種類

  • 外務省窓口
  • 郵送申請

僕は、東京に行く用事があったので、霞が関まで行って、窓口申請をしました。
14:00~16:00しか窓口受付をしていないので、気を付けてください。
申請書などは下記からダウンロードできます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/index.html

申請に行く方は、申請書・アポスティーユ認証が必要な書類・返送用のレターパックを持参することをおすすめします。
その場で申請して、アポスティーユ認証が完了したら、家まで郵送してくれます。

ここまでが日本国内で渡航前に済ませておくこと。

僕が手続きをしに来たときは、ちょうどイタリアのメローネ首相が来日していました。

メキシコでは公認翻訳者による翻訳が必要

日本語の書類はそのままでは使用できません。

そのため、メキシコ政府公認の翻訳者(Perito Traductor)による翻訳が必要です。

これは日本で翻訳するのではなく

メキシコ国内の公認翻訳者である必要があります。

メキシコシティで翻訳した場合の費用

今回はメキシコシティの翻訳エージェンシーに依頼しました。

見積もり自体は戸籍謄本を写真で送ることで日本国内からでも取得できるため、早めにしておくことをおすすめします。
今回、計5社のエージェンシーに見積もり依頼を出して、返信があったのが3件、日本では返信があるのが当たり前ですが、
スペイン語から日本語というマイナー言語への翻訳なので、あまり需要がなくて、対応できる人が多くないのかもしれません。

急いでいたため、即日で返信をしてくれた下記のエージェント経由でお願いしました。

エージェント:SSLMX traducciones
HP:https://www.traduccioncertificada.mx/
費用:3829.16ペソ(=約34,462円)
所要期間:4営業日

翻訳は会社ごとに変わりますが、通常1〜5日営業日ほどで完成します。
※翻訳料金・所要時間は会社によって大きく異なります。

今回依頼はしませんでしたが、返信をくれた2社についても参考のため紹介しておきます。

エージェント:Ostria Traducciones
HP:https://ostriatraducciones.com/

エージェント:Appostilla.com
HP:https://apostilla.com/

健康診断(血液検査)が必要

また、メキシコで結婚する場合健康診断(血液検査)が必要です。

これは

  • HIV
  • 梅毒などのその他性病
  • 血液型

などを確認するためのものです。

検査は病院やクリニックで受けられます。

費用の目安

約500ペソ(約9,000円)

通常は当日〜翌日に結果が出ます。
これは外国人に限らずメキシコ人も必要なようで、パートナーと一緒に受信しました。

また、血液検査の結果だけだと不十分で、公的な証明書を発行してもらうために、
日本で言う検疫所のような場所で、証明写真と検査結果を持っていき、別の証明書を発行してもらいました。

証明書自体は1通27ペソ(約243円)で発行できます。

血液検査、証明書発行は2日ぐらいでできますが、事前にメキシコ人パートナーに血液検査ができる場所と証明書が発行できるところを調べておいてもらうとスムーズです。

結婚には証人が4名必要

日本では2名のみですが、メキシコでは結婚の際に証人4名が必要です。

証人は

  • 家族
  • 友人

など誰でも可能です。

証人もINE(メキシコの身分証明書)のコピーの提出が必要です。

これは日本のマイナンバーカードのような身分証です。

外国人が証人になれるかまでは、聞いていないため不明ですが、メキシコ人パートナーに集めてもらうように依頼しましょう。

まとめ|メキシコで外国人が結婚するには

メキシコで外国人が結婚する場合、日本とは必要書類や手続きが大きく異なります。

特に日本人の場合は

・戸籍謄本
・アポスティーユ認証
・メキシコ公認翻訳
・健康診断(血液検査)
・証人4名

など、日本ではあまり聞き慣れない手続きが必要になります。

ただし、必要な書類を事前に理解して準備しておけば、手続き自体はそこまで難しいものではありません。

特に重要なのは

  • 日本で 戸籍謄本とアポスティーユを取得しておくこと
  • メキシコで 公認翻訳を依頼すること
  • 健康診断と証人を事前に準備しておくこと

この3つです。

これからメキシコで結婚を考えている方は、この記事を参考にしながら準備を進めてみてください。

なお、実際に僕たちがメキシコの市役所で結婚手続きをしたときの体験談は、こちらの記事で詳しく書いています。

市役所での書類地獄やトラブルなど、リアルな体験をまとめています。

▶メキシコで結婚手続きをした体験談はこちら

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